これは、神様からそっと教わった
本当の自分に目覚め、
人生を大きく変えることができる
不思議な法則のお話・・・
神さまに聞いた地球クエストと宇宙の法則・登場人物
河合幸恵(32):幸せになりたいのに、人生が全く好転しないアラサー女子。
人生どん底の時、神様のミスで天国に誤認召喚される。

神様(?):お茶目でひょうひょうとしている神様。
ありえないミスで幸恵を誤認召喚してしまう。
罪滅ぼしのため、幸恵を幸せ体質にすべく尽力する。
「レインボーヘブン」の虹子ママがお気に入り。

虹子ママ(?):天国にあるオカマバー「レインボーヘブン」のママ。
たまったツケを払ってもらうため、なぜか神様と一緒に人間界に降りることになる。

※誤認召喚とは、まだ死ぬはずではなかった人間を天国に召喚してしまうこと。
プロローグ
真っ白な雲がふわふわと浮かび、
そこかしこに美しい花が咲きみだれるところ・・・
そう、ここは天国。
その奥の奥の奥にある、オカマバー「レインボーヘブン」。
7色にペイントされた、なぜかアメリカ~ンでポップな店内は、
カウンター5席とソファ席が1つだけという狭さ。
その、たったひとつのソファ席に、ゴリゴリに体を鍛えたマッチョな体を、
ピタピタ虹色ミニワンピで包み込んだ虹子ママ(オカマ)と、
ピカピカに禿げ上がった頭に白く長いひげを蓄え、
真っ白なローブをまとったちょっとだけ威厳を感じる
年齢不詳のおじいちゃん(神様)が座っている。
2人がキャッキャっと楽しそうにお酒を飲んでいると、
突然店の外から大きな声が聞こえる。
天使1「神様~~~! 大変でございま~~~す!!!」
「レインボーヘブン」の玄関ドアが、
突然カランカランと大きな音を立てて開くと、
天使1、2が息を切らして店内に飛び込んでくる。
天使2「神様! 大変なことになりました!!!」
神様「なんじゃ騒々しい。せっかくの休みを虹子ママと楽しんでおるのに」
虹子「そうよぉ~。あんたたちちょっとうるさいわよ」
天使1「すっすいません。しかし、とてつもないことが起こりまして」
神様「いったいなんなのじゃ。なにが起こったと言うんじゃ」
天使2「それがその・・・誤認召喚が起こったようで」
神様「なんじゃと?! 誤認召喚?!」
虹子「神ちゃん、誤認召喚って何なの?」
神様「誤認召喚とはのぉ、まだ死ぬ運命ではない人間を、
こちらのミスで天国に連れてきてしまうことじゃ。
なにをおいてもやってはいけない超絶甚大なミスなのじゃ」
虹子「ちょっとぉ、それって大変じゃないの~」
天使1「そうなのです! しかも、誤認召喚された人間が
もう現世には戻りたくないと言っているのです!」
神様「どういうことじゃ?! なぜそんなことを?」
天使2「なんでも、自分の人生はどん底だと申しまして、
この機会に生まれ変わらせろと駄々をこねております。
どう説得しても首を縦に振りません」
神様「それはできん。
命は最後まで全うしてもらわねばならん決まりだからのぉ」
天使1「ごもっともでございます」
神様「わしはもうちょっとレインボーヘブンで楽しんでいくから、
ミスした者に責任を持って対処させるのじゃ。よいな」
天使2「かしこまりました! では神様、ご一緒にご同行願います!」
神様「なぬ? どういうことじゃ?」
天使1「実は、先日神様が新人天使の研修をご視察なさったおり、
人間の生死のスケジュールが記録されているデスリストを
天使たちに操作してお見せになりましたね?」
神様「いかにも」
虹子「まぁ神ちゃん! パソコンなんてできるのぉ?!
すご~~~~い!!!」
虹子ママの称賛の拍手に、
まんざらでもない顔で応える神様。
天使1「天国もオンライン化が進んでおりますゆえ、
神様が率先してあのような姿をお見せになるのは
新人天使たちにも良い刺激になったかと思われます」
神様「コホン。やはり時代はオンラインじゃからのう」
天使2「しかしながら神様、ここで一つ問題が・・・」
神様「問題?」
天使1「今回の誤認召喚を天界データで詳細に確認しましたところ、
研修時の神様のミスであることが判明いたしました」
神様「えっ?」
天使2「先ほどミスした者に責任を持って対処させよとのご命令でしたので、
ご対処よろしくお願いいたします」
神様「えっ? ・・・え~~~~~~~???!!!」
天界にむなしく響く神様の叫び。
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