ポジティブ思考は嫌い!それ本当のポジティブじゃないよ(笑)

ポジティブ思考は嫌い! 疲れるし、常に明るくなんていられない。

わかる! 本当にその通りだと思う(笑)

 

今日は、あまり知られていない、無理にポジティブになろうとすると、

必ずネガティブになってしまうという本末転倒な話をしていきます(^-^;

 

ポジティブ思考に蔓延する勘違いってなに?

 

「ポジティブ思考が大事!」

「何事もいいように捉えること」

「ネガティブはダメ!」

「ハッピーハッピー!!!」

 

うん、確かに胡散臭い(笑)

 

だって人間、常にハッピーでなんかいられないし、

それが人間ってものだもんね。

 

世の中に蔓延するポジティブ思考が大事っていうヤツ。

もうずいぶん前から定着してると思うけど、

これ、ずいぶん勘違いされて広まってる気がするの。

 

どういう勘違いかと言えば、いろいろあるけど、まずは、

ネガティブ思考でいることを否定して、

持っていてはいけないもの。

なくさないといけないと思われてるところ。

 

この世の中はバランスで成り立ってる。

昼があれば夜がある。

男がいれば女がいる。

プラスがあればマイナスがある。

コインにも、裏と表が存在する。

 

つまり、ポジティブ思考の裏にはネガティブ思考があって、

その2つがあることで感情のバランスが保たれてるってこと。

 

このどちらかを否定して、持っていてはいけないと思うことは、

感情のバランスを崩してしまうことになるから、

状態として成り立たなくなるの。

 

ポジティブもネガティブも、両方あって存在するものだから、

どんなポジティブ思考だと思われてる人の中にも、

感情がある人なら、必ずネガティブは存在していることになる。

 

ポジティブ思考全開で、良いことばかりをいう人はどこかに無理が生じてる!

 

物事の良いところを捉えることはとても素晴らしいことだと思う。

あるを見るは、常に私が提唱してることだし、

願望達成コーチングのクライアントさんにも、

まずは何をおいてもやってもらってること。

 

でも、あるを見るって、

別にポジティブ思考になれってことじゃない。

そう勘違いされることも多いけどね(笑)

 

あるを見るは、見方を変えること。

否定的に見ている視点を、ちょっとだけ角度を変えて見てみる。

 

今見ている側面とは違う側面を見るってことで、

自分の主観以外の主観を受け入れることが、あるを見るになる。

 

ポジティブでいることを、無理矢理気分を上げることだと思っていたり、

自分の中にあるネガティブを否定することだと思っていると、

表面的にはとても明るくポジティブな人だと思わるかもしれないけど、

実は、自分の中にあるネガティブな思考を押し殺し、

蓋をして、なかったことにしてしまうことになる。

 

そういう人、実はいっぱいいる。

ネガティブはなくならないのに、それを持っていること自体を否定して、

無理に思考を変えようとしたり、ポジティブな思考ができない自分を責めたり、

「私はネガティブなんて持ってません」みたいに、

自分でも思い込み、それが自分であると決めてしまう。

 

これはとっても危険。

必ずどこかに弊害が生まれ、押し殺していたネガティブが病気を引き起こすとか、

自分でも気づかないうちに、内面がネガティブ全開のドロドロになっていたり、

メンタルがやられて状況を悪化させたり、無理が生じて爆発したりしてしまう(-_-;)

 

バランスが保たれていることが本当のポジティブ!

 

ポジティブも過ぎるとネガティブになる。

これ、知ってた?

 

明るい → これはポジティブだよね?

でも、

明る過ぎる → これはオーバーネガティブとなる。

 

つまり、ポジティブもそれが過ぎるとネガティブってことになる。

 

ちなみに、通常ネガティブだと思われてることは、

ポジティブの下にあるので、アンダーネガティブと言います(^_-)

 

上の例だとすると、

明る過ぎる → オーバーネガティブ

明るい → ポジティブ

暗い → アンダーネガティブ

になる。

 

常に明る過ぎる人、ポジティブ過ぎる人は、

ポジティブという、バランスが取れている状態から外れているので、

オーバーネガティブとなり、オーバーネガティブの人は、

必ずアンダーネガティブまで落ちることになる。

 

私たちの感情は、落ち着いていて安定しているポジティブなラインがセンターとなってて、

その上(オーバーネガティブ)に行きすぎると、

その反動で、ポジティブラインを越えて、その下(アンダーネガティブ)まで落ちてしまう。

 

それがこの世のバランスだから。

 

例えば、大好きなバンドのライブがあって、

ずっと前からめちゃめちゃ楽しみにしてて、当日大盛り上がりをする。

 

すると、ライブが終わって落ち着いたころ、

ちょっとだるくなったり、やる気が起きなくなったり、

燃え尽き症候群的になったりする。

 

これが、オーバーネガティブから、アンダーネガティブに落ちた状態。

普通のことだから、自然に上がってしまう分には構わない。

 

でも、無理矢理自分の感情を上げて、

その無理矢理が習慣になってしまうと、

双極性障害(躁うつ病)みたいな状態になってしまう(>_<)

 

本当のポジティブ思考とは?

 

本当のポジティブ思考とは、上がり過ぎず下がり過ぎず、

安定してリラックスしている状態のこと。

 

そして、バランスが取れた考え方をしていること。

 

ネガティブな思考があることも認めているし、

それが悪いことだとも思っていない。

あってしかるべきものは、そこにあっていいと思えている。

 

だから、時にはネガティブなことも言うし、

でもそれを悪だと思ってないから、嫌なエネルギーにもならない。

 

ポジティブ思考が嫌い! だって疲れるから(-_-;)

と言ってる人が思ってるポジティブ思考は、

実は本当のポジティブ思考ではなく、エセポジティブ思考だったりする(笑)

 

だから疲れるのは当たり前!

そのポジティブには、「ほらほら! 皆ポジティブでいなきゃ~~~!」と、

ちょっと人を圧するような、

無理が生じてるポジティブエネルギーが出てるんだと思う(^-^;

 

もしあなたが、ポジティブ思考は嫌い! と思っているなら、

あなたが嫌いだと感じるポジティブ思考は、

本当のポジティブ思考なのかを考えてみようね。

 

もしあなたが嫌いなのは、エセポジティブ思考なら、

嫌ってて当然。疲れて当然(笑)

 

この世の仕組みを落とし込み、

本物のポジティブ思考を身に付けていきましょうー(^^)/

 


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