あんなに気になっていたのに、ふっと気にならなくなった。
嫌いになったわけじゃない。
叶わなくていいと思ったわけでもない。
ただ、心の中が急に静かになっている。
その静かさが、うれしいような、落ち着かないような。
これって叶う前の合図なんだろうか。
それとも私は、ただ気持ちが離れてしまっただけなんだろうか。
検索してここに来た人は、たぶんその確認をしに来たんだと思います。
今日はその「静かさ」の中身を、一緒に見ていきます。

劇団青年座の女優を経て、TVアニメ「サザエさん」のシナリオライターに。
潜在意識・好転反応の専門家として15年、セッション実績10,000件超。著書多数。
人生のアルゴリズム研究所 所長/夢野さくらです。
「前触れ」と呼べるものは、たしかにあると思います
答えのほうから書いておきますね。
願っていたことがどうでもよくなる感覚は、
前触れと呼べるもののひとつだと思います。
潜在意識の書き換えが進んでいくと、
いつの間にか願いのことを考えなくなって、
気づいたら叶っていた、という流れになることがあります。
この話は潜在意識の書き換えで願いが突然叶う|”叶う瞬間”に何が起きているのかにまとめました。
なので「どうでもよくなってしまった」ことに対して、
あーだこーだ(笑)考えなくて大丈夫です。
ただ、ひとつだけ注意点。
どうでもよくなった人が、全員前触れの中にいるわけではない
ということ。
同じ「もういいや」でも、出どころが違ってる。
でも、結構同じように見える^^;
だから確かめたくなる。
ややこしいのは、「前触れかどうか」を判定してくれる出来事が、
外側には出てこないところです。
体調が変わったとか、なにかの連絡が来たとか、
そういう分かりやすい目印があれば楽なんですけど
どうでもよくなる感覚には、それがない。
少し静かになった、というだけ。
なので、ここで足が止まりやすい。
止まったまま「これは前兆かな、違うのかな」を何度も行き来することになる。
行き来している時間がいちばんしんどいと思うので、
まずは静かさそのものを分解してみます。
静かになった理由は、ひとつじゃない
部屋が静かになった、とします。
理由は2つ考えられます。
ひとつは、鳴っていた音が鳴り止んだから。
もうひとつは、音はまだ鳴っているけれど、耳をふさいだから。
部屋の中にいる本人にとっては、どちらも「静か」です。
体感だけでは区別がつきにくい。
「どうでもよくなった」にも、この2つがあります。
- 握っていたものがほどけて、本当に鳴らなくなった状態。
- 願いのことを考えるのがしんどくなって、考えないことにした状態。
1と2、いっけん2はダメっぽく読めるかもしれない。
でもね、もちろんダメってことじゃない。
手が届くかどうか分からないものを見つめ続けるのは、それだけで消耗するからね。
消耗が一定を超えたら、そこを見ないようにするのは自然な働きと言える。
ずっと見つめ続けて、ある日ふと、
それって本当に自分が願った状況だっけ?って思う時もあるしね^^;
ちなみに、諦めるという言葉も、投げ出すという意味ではない。
そのあたりは諦めると願いが叶うのはなぜ?|「諦めたら叶った」が起きる潜在意識の仕組み
に書いてあるので、よかったら読んでみて下さい。
ほどけた時、内側では何が起きているのか
ほどける側から見ていきます。
潜在意識の書き換えは、水面下で少しずつ進みます。
顕在意識からは見えないので、途中では何も変わっていないように感じる。
そしてある線を越えた時に、握っていたものがストンと落ちます。
この落ち方については
引き寄せで急にどうでもよくなるのはなぜ?|潜在意識が変わるスピリチュアルサイン
に詳しく書きました。
私が、3か月間、毎日3~4時間やっていた瞑想を、
ある日気づいたら数日やっていなかった、なんて話もそこに書いてあります^^
ここで大事なのは、
何かを新しく足したから静かになったのではないということ。
要らなくなったものが、勝手に落ちただけなんです。
つまり、執着が外れたってこと。
執着が外れたので、当然感覚的には軽くなります。
持っていた重さがなくなるので、当たり前といえば当たり前なんですけどね^^;
もうひとつ、ほどけた時に起きやすいことがあります。
願いの形が、少し変わることです。
前は絶対にこれじゃないとだめだと思っていたのに、
そこにこだわらなくなっている。
欲しかったものが消えたのではなくて、その周りについていた条件が落ちている。
たとえば、お金がほしいと思っていた。
できるだけたくさんのお金。
それがあれば自分は幸せな気分を味わえると思っていた。
でも、ふと思った。それは、自分はお金がほしいんじゃない。
お金があると安心する。その感覚がほしかったんだって。
つまりほしいのは、お金じゃなくて、安心。
不足じゃなくて充足感。
ああそうだったのか。だったら、お金じゃなくてもいい。
ほしかったのは安心を得ている状態だった!
とかね。
こんなふうに、ほしかったものの正体がわかると、
ほしかったものは形を変える時があるんです。
そのあと、手が空いているかどうか
さっきの部屋の話に戻ると、
耳をふさいでいる時は、手がふさがっています。
つまり、静かな状態を保つためには、ずっと力を使い続けないといけない。
鳴り止んだ時は、手が空きます。
静けさを保つために何もしなくていいので、その手が別のことに使えるようになる。
ここが、いちばん分かりやすい違いかなと思います。
ほどけたあとは、動きが軽くなります。
やっていることは前と同じなのに、力みがない。
その願いの話題が出ても、普通に喋れる。
別の話に移るのも、そんなに抵抗がない。
前なら身構えていたことを、気づいたら先にやっていたりします。
ふさいでいる側は、逆の動き方になります。
静かなのに、動く気力が出てこない。
その話題そのものを避けたくなる。
誰かがその話をしてくると、少しざわっとする。
ざわっとするなら、まだ鳴っています。
鳴っているものは、聞こえなくしても無くなりません。
ただ、どちらとも言えない場合があります。
ざわっともしないし、かといって身軽でもない。
ただ静かなだけで、手が空いている感じもしない。
これは、判定に失敗しているのではなくて、過程って感じ。
落ちかけているものは、落ちきるまでに時間がかかります。
その途中では、どちらの特徴もはっきり出ない時期があります。
なので、どっちだろうと、すぐに決めなくていいと思う。
片方が正解という話ではないし、
今はふさいでおくしかない時期、というのもある。
ただ、自分がどっちの静かさの中にいるのかをじっと感じてみる。
ほどけていたのなら、やることはなくて、そのままでOK。
まだ鳴っているほうだったなら、見る場所が変わるかもしれない。
その場合に見るのは、願いの中身ではなく、
その願いに蓋をすることになった、自分の側の形。
その形は5つに分かれていて、
無料の「“変わりたいのに変われない”度チェック」で出ます。
15問を直感で選ぶだけだから、5分で終わるので、
気になる人はぜひやってみて~
前兆を数えているあいだ、目は外を向いている
「前兆かどうか」を確かめたくなる時、私たちはたいてい外を見ています。
前兆というのは、これから起きることのしるし。
だから探すとき、目は「いつ叶うか」のほうへ向く。
前兆を探し始めると、身のまわりの小さな出来事を材料にしたくなる。
でも実際に起きたのは、内側の変化です。
握っていたものがほどけたというのは、自分の中で起きたことだから。
だから確かめる場所も、外ではなく内側にあるんです。
そこで、自分の内側にこんな質問を問いかけてみる。
↓
その願いが、
もしこのまま叶わなかったとしたら、
自分は何が困るだろう。
すっと答えが出てこないなら、たぶん本当にほどけています。
答えがいくつも出てくるなら、まだ鳴っています。
どちらでも大丈夫です。
困ることが出てきたなら、それがそのまま、次に見るものになるので。
この問いは、叶えたい気持ちを消すためのものではありません。
叶わなかった時に何が起きると思っているのか、そこを見るためのものです。
叶わなかったら困る、の中身はいろいろ出てきます。
時間を無駄にしたことになる。
選んだ道が間違いだったことになる。
あの人に何か言われる。
よく見ると、どれも願いそのものの話ではない。
自分がどう見えるか、どう扱われるかの話。
そこまで来ると、握っていたものの正体が少し変わって見えてきます。
叶えたかったのは、それそのものではなくて、
さっきのお金の例のように、
手に入ったら得られるはずだった感覚のほうだった、みたいなね^^;
そうなると、話は大きく変わってくる。
足りないものを足す話ではなくなって、
もともと要らなかったものが見えてくる話になる。
力を抜いたほうがうまくいくと言われることの中身も、ここと地続きです。
あなたは今、どこを見てる?
もし今、静かさの中にいるなら。
その静かさが前触れだったのかどうかは、あとから分かります。
今の時点で決めようとしなくて大丈夫です。
ただ、決めなくていいことと、見なくていいことは別です。
静かさがどっちなのかは、今日は決まらなくていい。
でも、どこを見るかは今日決められます。
ほどけていたなら、そのまま進んでいけます。
まだ鳴っているなら、鳴り続けるものを抱えたまま進むことになります。
そしてそれは、この願いが終わっても、次の願いでもう一度鳴ります。
落ちたものが見えると、次に何を握らなくていいのかも見えてきます。
握るものが減っていくと、手が空きます。
空いた手のぶんだけ、動ける範囲が広がる。
新しいやり方を覚えたわけでもないのに現実が動き出すのは、
そういうことなんだと思っています。
まだ鳴っている人と、決まらないままの人へ
ほどけていたなら、ここで終わりで大丈夫です。
まだ鳴っているほうだった場合と、
どちらとも決まらなかった場合は、その先があります。
どちらも、見る場所は同じです。
鳴り止んだのか、ふさいでいるのか。
そこが今日はっきりしなくても、先に進める道があります。
見るのは、自分が止まる時に取りやすい形のほうです。
静かさのほうは、今回のことです。
形のほうは、前からあるものです。
そして形のほうは、今回の静かさよりも前から動いています。
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